Q1.手術中に麻酔から覚めることはありませんか?
麻酔中の覚醒は麻酔科医不足と麻酔装備、施設不足の原因で過去に手術中に痛みを感じることもありましたが、現在は麻酔剤と麻酔装備の発達はもちろん麻酔科専門医の常駐でそのような心配は要りません。
Q2. 麻酔後に起きられなかったらどうしますか?
経験豊富な手術医や麻酔科医がいる限り心配しなくてもいいのですが、患者さんによっては全身衰弱や心臓、肺、関連疾患や高血圧、糖尿などの合併症がある場合は回復が遅れることがあります。 当院では徹底した事前検査、準備、面談を通じてこのような可能性を遮断するよう努めています。
Q3. 手術後眠いのに寝てはいけませんか?
手術後の全身麻酔剤の残留によって引き起こされる現象であり、手術前の緊張などによる睡眠不足が原因になることもある現象です。 これを解決するために、手術後は深呼吸を十分にして肺の中にある麻酔ガスなどを排出しなければなりません。
Q4. 手術後の飲食物の摂取はいつからできますか?
通常、睡眠麻酔の場合は2時間、全身麻酔の場合は4~6時間後に水を飲むことができます。 この時間は意識が完全に戻り、体の生理現象が正常に戻るのにかかる時間です。 水を先に飲んで異常がなければ、それ以降流動食から徐々に食べ物を摂取できます。
Q5. 手術後、腕、足がすごくしびれるそうですが、大丈夫でしょうか?
手術が終わって麻酔が徐々にほぐれる時間になると、体がしびれるという方がたまにいらっしゃいます。 これは手術中や手術後の緊張によって筋肉が硬直して生じる現象なので、体を少しずつ動かしていただくことが役に立ちます。